[この記事は Israel Shalom、プロダクト マネージャーによる Google Developers Blog の記事 "Introducing the Google API Console" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

毎日、何十万人ものデベロッパーが、Google マップから YouTube に至るまでのさまざまな Google API に、何百万件ものリクエストを送信しています。認証情報、リクエスト上限数の割り当てなどを参照するためにコンソールにアクセスしている何千人ものデベロッパーの皆さんの、コンソール操作の効率をより高めることを目指し、私たちは改良を継続しています。

3 月 24 日より、全面的な Google API エクスペリエンスの向上を目的として、console.developers.google.com で API コンソールの展開を順次進めています。ナビゲーション バーに 20 以上のセクションが配置されていた従来のものより、かなりすっきりとしてシンプルなインターフェースになり、[API Manager]、[Billing]、[Permissions] のみが表示されます。

図 1: API コンソールのホームページ

図 2: API コンソールのナビゲーション セクション


console.cloud.google.com の変更はなく、従来どおり、Google Cloud Platform サービス スイート全体にアクセスできる Cloud Console を参照します。これらの 2 つのコンソールは別のものを参照しますが、根底にあるリソースは同じです。つまり、Cloud Console で作成したプロジェクトには API コンソールからもアクセスでき、その逆も可能です。

新しい API コンソールの狙いは、共通の API 関連タスクをより速く完了させることです。たとえば、新規プロジェクトでまず API を有効化したら、次のステップは通常、認証情報の作成です。そこで私たちは、認証情報の作成手順を用意しました。このツールは、デベロッパーの皆さんが必要な認証情報を素早く見つけるために役立ちます。API を有効化した後、速やかに認証情報を追加できます。


図 3: API を有効化すると、[Credentials] セクションへのアクセスを促される


図 4: 資格情報ウィザード


Google の各種 API を利用している多くのデベロッパーの皆さんのために、私たちは、今後も継続して API コンソールの操作改良に取り組む予定です。もし皆さんがこれらのコンソールのユーザーであれば、API コンソールを試し、フィードバックを送信するボタンから感想をお寄せください。


Posted by Khanh LeViet - Developer Relations Team