[この記事は Roozbeh Pournader、Android テキスト チームによる Open Source Blog の記事 "Roboto: Google’s signature font is now open source" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

Roboto フォント ファミリーとその制作に使われたツールチェーンがオープンソース プロジェクトになりました。Roboto は、Google のデザイナーである Christian Robertson が制作した欧文フォントです。Android や Chrome OS で標準フォントとして使用されており、Google のデザイン ガイドラインであるマテリアル デザインでも推奨フォントとなっています。

Roboto フォント ファミリーのフォント ファイルがはじめてリリースされたのは 2011 年で、Android 4.0 (Ice Cream Sandwich) に含まれる形で Apache License での提供でした。今回のローンチで、Roboto は本当のオープンソース プロジェクトになり、フォント制作用のツールチェーンも刷新され、完全にオープンソース ソフトウェア ベースになりました。

もうひとつ重要な変更点は、対象の文字が大幅に増えたことで、Unicode 7.0 のラテン文字、キリル文字、ギリシャ文字すべて、さらに Unicode 8.0 で追加されるジョージア ラリの通貨記号も含まれています。この拡張によって、Roboto フォントファミリーで提供されるグリフの総数は約 13,000 (1 フォントあたり 1,071) から 40,000 超 (1 フォントあたり 3,350) と、3 倍以上になっています。このフォント ファミリーの前のバージョンは Android 5.0 (Lollipop) 以降に含まれています。

このプロジェクトは、マテリアル デザイン、インターナショナリゼーション エンジニアリング、Google フォント、Android といった Google のさまざまなチームの多大な協力により進められてきました。

Roboto オープンソース プロジェクトは現在 https://github.com/google/roboto で進行中です。不具合の報告や、さまざまな貢献をお待ちしています。

Posted by - Kotaro Kokubo - Brand Studio