Google Developers Blog(英語)にて、既にご案内している利用規約の変更内容(2014 年 12 月 5 日より発効)について、日本語でもご案内いたします。



Google API の利用規約の一部変更についてお知らせいたします。

変更後の規約の全文はこちらでご確認いただけます。また、主な変更内容はこちらの記事にまとめています。

主な大きな変更点は以下のとおりです:
  • データ移植性について:Google API を通じて取得したユーザー データを利用または保管する間は、Google API を現在も使用しているかどうかに関わらずデータ移植性の要件に従う義務が存続すること、また、この義務を順守していない第三者によるデータの利用を許可しないことに同意することを明記しています。すなわち Google は、エンド ユーザー自身によってデータが管理されることを尊重しており、Google API の利用者の方々もそれを尊重するべきです。
  • デベロッパーの皆さんに対して、他のすべての Google サービスの利用規約についても違反しないよう求めます。
  • Google は API をより良いものにするため、API を通じて送信されたコンテンツを使用する場合があります。Google はこの権利を保有しますが、API(およびそれに関連するサービス)を提供、保証、改善する目的で、かつ  Google のプライバシー ポリシーに沿った場合にのみ使用します。
その他にも次のような変更点があります:
  • Google のサービスを利用するデベロッパーの皆さんに対し、連絡先情報を常に最新の状態にしておくようお願いしています。
  • ITAR データあるいは HIPAA で保護された医療情報を扱うようなリスクの高い活動には、API を使用すべきではないことを明記しています(ただし、Google からの書面による同意がある場合を除きます)。
  • デベロッパーに対し、各自のプライベート キーの安全を守り、オープンソースのプロジェクト内に埋め込むことのないよう、合理的な努力をするようお願いをしています。
  • API の使用量に対して Google が制限を設けることを明記しています。使用量を増やしたい場合は、Google からの同意を得る必要があります。
  • 利用規約の修正の多くは、その内容を発表した 30 日後に有効になります(以前は 7 日後)。

Posted by Developer Relations Team