Chrome ウェブストアに、新たな課金と公開オプションを導入
2014年3月24日月曜日
Posted by 北村英志 Developer Relations Team
デベロッパーのみなさまが、金銭面の管理よりも、優れたコンテンツやサービスの開発にできるだけ多くの時間を費やせるよう、すべての Chrome ウェブストア アイテムの公開手順の自動化と、課金を容易にするツールとサービスを Chrome ウェブストアに新たに導入します。
表 1: Chrome ウェブストア(以下「CWS」)のアイテム別の課金方法
管理型アプリ内課金機能は、従来のソリューションでデベロッパーが行っていた操作を簡略化するもので、拡張機能とテーマにも利用できるようになりました。アプリ内の製品すべてを直接、デベロッパー ダッシュボードで作成・管理できるようになり、支払用のトークンを埋め込んだり、販売時に動的に生成・提供したりする必要がなくなりました。製品の有効・無効設定、ローカライズした説明文の表示、地域別の価格設定が可能で、ライセンスは Chrome ウェブストアが管理します。
デベロッパーのみなさまが、金銭面の管理よりも、優れたコンテンツやサービスの開発にできるだけ多くの時間を費やせるよう、すべての Chrome ウェブストア アイテムの公開手順の自動化と、課金を容易にするツールとサービスを Chrome ウェブストアに新たに導入します。
表 1: Chrome ウェブストア(以下「CWS」)のアイテム別の課金方法
ホスト型アプリ | パッケージ型アプリ | 拡張機能 | テーマ | |
---|---|---|---|---|
無料トライアル | ✓ | ✓ new! | ✓ new! | × |
前払い | ✓ | ✓ | ✓ new! | ✓ new! |
サービス登録 | ✓ | ✓ | ✓ new! | × |
アプリ内課金(IAP) | デジタルグッズ用 Google ウォレット | CWS 管理型 IAP new! | CWS 管理型 IAP new! | × |
管理型アプリ内課金機能は、従来のソリューションでデベロッパーが行っていた操作を簡略化するもので、拡張機能とテーマにも利用できるようになりました。アプリ内の製品すべてを直接、デベロッパー ダッシュボードで作成・管理できるようになり、支払用のトークンを埋め込んだり、販売時に動的に生成・提供したりする必要がなくなりました。製品の有効・無効設定、ローカライズした説明文の表示、地域別の価格設定が可能で、ライセンスは Chrome ウェブストアが管理します。
今回 Chrome のパッケージ型アプリと拡張機能についても利用できるようになった無料トライアル機能は、アイテムの購入前に一定期間使えるように設定できる機能です。ユーザーに有料アイテムを試してから購入する選択肢を提供できます。
ウェブストア アイテムへの有料アイテムの設定だけでなく、公開方法もより簡単になりました。Chrome ウェブストア API を強化し、ウェブストア内でプログラムによるアイテムの作成、更新、公開ができるようにしました。ビルド プロセスおよびデプロイ プロセスを自動化している場合は、この API を使用することでウェブストアの公開フローを既存のプロセス内に統合できるようになります。
これらの新機能を、ぜひお試しください。ご利用になってのご意見やご感想は、Google+ のデベロッパー向けページ、またはデベロッパー フォーラムにお寄せください。