Posted by 山崎富美 Developer Relations Team

[この記事は Google Maps API のプロダクトマネージャーの Ken Hoetmer が Geo Developers Blog に投稿した "An update on the Geocoding API V2 deprecation" という記事を元に翻訳・再構成しています。詳しくは元記事をご覧ください。- 山崎]

2010 年 3 月、Google は Geocoding API V3 ウェブ サービスをリリースしました。正確性のための基準や推奨ビューポートといった機能を追加し、開発者の皆さんがマッピング アプリケーションの開発に活用できるツールを増やしました。このとき同時に、API V2 は 2013 年 3 月に運用を終了する予定とも発表しました。

数多くのデベロッパーの皆さんから、Geocoding API V3 への移行にはもう少し時間が必要だというご意見が寄せられているのを受け、Google は API V2 の運用終了までの期間を 6 か月延長することに決定しました。Geocoding API V2 のサービスは、2013 年 9 月 8 日まで引き続き運用し、同日をもって運用終了といたします。デベロッパーの皆さんの中で、既存アプリケーションの Geocoding API V3 への移行に関して不明な点がある方は、アップグレード ガイドをまとめていますので参考にしてください。

なお、Geocoding API V2 については、1 日当たり最大 15,000 回としていたクエリ制限を最大 2,500 回に引き下げました。これは、Geocoding API V3 の 1 日当たりの制限と同じです。この変更の影響を受ける方で、ジオコーディングの割り当て量の増加をご希望の場合は、当社のセールス チームにお問い合わせください。

今回の変更に関するご質問で、Google および Google Maps デベロッパー コミュニティがお答えできるものもあります。Stack Overflow にて、「google-geocoding-api」タグを付けて質問をお寄せください。

なお、今回の変更は、Google Maps API for Business ご利用のお客様への影響はございません。引き続き、ご契約のクエリ制限でご利用いただけます。