[本記事は、The Official Google Blog にて、Google Public Data Team の Omar Benjelloun が投稿した Visualize your own data in the Google Public Data Explorer を翻訳したものです]

この 2 年間、Google は公開データを簡単に見つけ、探し、理解するための方法を開発してきました。たとえば、失業率や人口統計世界開発指標(世界銀行)を検索結果の中に提供したり、Public Data Explorer ツールを公開したりしてきました。また、Google はデータ提供事業者と共に、300 以上のデータメトリクスを含む 27 のデータセットをまとめました。Public Data Explorer を使えば、労働生産性(OECD)、インターネットの速度(Ookla)、議会の男女比率(UNECE)、政府の債務レベル(IMF)、地方自治体別の人口密度(Statistics Catalonia)などたくさんのデータを視覚的に表示することができます。そしてこれらのデータは毎週どんどん追加されています。

このたび、Public Data Explorer で皆さんのデータも扱えるようにしました。これにあわせて新しいデータフォーマットである Data Publishing Language(DSPL)を開発しました。このフォーマットは誰でもデータセットをアップロードすることができるオープンなインターフェースです。DSPL は、Public Data Explorer のようなリッチでインタラクティブな視覚化をサポートするために基本的なところから設計された XML ベースのフォーマットです。DSPL 言語とアップロード用のインターフェースは Google Labs から入手できます。

データセットをアップロードするには、Public Data Explorer の左側にある「My Datasets」というリンクをクリックします。インポートが完了すると、データセットが表示され、外部のウェブサイトに組み込まれ、他人と共有され、公開されます。もし、オフィシャルプロバイダーであれば、そのデータセットを Public Data Explorer ディレクトリ上に表示するようリクエストすることができます。詳しくはこちらまでお問い合わせください。



この新しい機能によって、より多くのデータセットが Public Data Explorer の視覚化を通じて活かされ、人々が世界をもっと理解したり、より多くの情報を手に入れたり、データに基づく意思決定が可能になったりすることを願っています。新しいデータセット、視覚化の機能、DSPL の拡張など、今後も楽しみにしていてください。